鬼萩湯呑
サイズ 径 約 8.2cm 高さ 約 8.7cm 付属品 木製共箱、しおり 原産地 日本製(山口県) 商品の特徴 新品(最新作)、手造り全て手作りのため、歪みなどがございます。
土物の特性上器面がざらついたり、荒土のため石はぜや、焼成中炎などの作用により斑(窯変)になったりするものがございますが、不良品ではございません。
表面のヒビは貫入と言われ、胎土と上薬の収縮比率の違いにより入るもので傷ではありません。
また萩焼は、水が染み出す場合がございますが、使い込むうち自然に止まり、茶慣れが味わいとなり愛着が湧くのでございます。
数 量 こちらの商品は現品限りでございます。
ギフト対応 可(包装、のし、二重包装でお届け) 注 意 充分注意して撮影等しておりますが、お使いのモニターによっては色が違って見える場合があります。
萩焼の由来 萩焼は、わが国の陶器の中でも特に古来より「一楽二萩三唐津」と称せられ、その軟らかく口当たりの良い土味で古くから茶器としてお茶人の間に広く賞用されて参りました。
慶長の昔、毛利藩主輝元公が、朝鮮の陶工、李勺光、李敬兄弟を連れてきたり藩の御用窯として開窯したのを始めとし、以来400余年の間伝統を守り、歴代陶工のたゆまぬ精進と愛好家のご支援の下、今日の名声を戴くに至っております。
萩焼はご使用と共に、次第に色及び光沢に古雅にして素朴な風趣変化を見せ、世人は「萩の七化け」と賛え非常に珍重されております。
萩焼 吉野桃李 作 鬼萩湯呑 茶陶追及の志を果たそうと萩焼宗家の坂高麗左衛門(12代熊峰))に師事し、修行を経て1996年に独立、萩焼登り窯「桃李」(とうり)を創設。
桃李窯の所在は、坂家にもゆかり深い奈良東大寺の大仏鋳造にまつわる銅採掘の歴史を残す長登(ながのぼり)銅山跡近くに立地。
師事を仰いだ坂家は、豊臣秀吉の朝鮮侵攻に際して毛利輝元が朝鮮から連れ帰った陶工李敬を祖としており、17世紀初め以来萩毛利藩の御用窯として茶陶の伝統を築いてきた。
桃李窯の窯名はその坂家の祖、李敬の一字を頂戴し、窯のまわりに桃の木を植え、故事にある「桃李もの言わざれど、下おのずから道をなす」に由来する。
「初心を忘れずに原土の土濾しから薪窯での焼成まで手を抜きません。
坂家で修行したことで伝統技法を少なからず学ぶことができ、なお一層四季の移ろいを心に感じ、土の温もりを炎に託して精進したいと思っております。
」 吉野桃李 略歴 1965年 福岡に生まれる 1986年 有田窯業大学校卒業 1986年 12代坂高麗左衛門先生に師事 1996年 独立 2000年 渋谷東急百貨店で初個展。
以後全国で個展、グループ展開催 2001年 西部工芸展入選(以後7回入選) 2007年 萩陶芸家協会展 萩陶芸家協会賞受賞 今回出品の作品は、伝統的な技法に現代的な感性を融合させた作風で名高い萩の人気作家、吉野桃李先生作の鬼萩湯呑です。
萩の大道土をロクロで成形し長石釉を掛ています。
砂目の多い荒土、登り窯による窯変と貫入など変化に富んでいます。
力強い作行き、すばらしい出来栄えの鬼萩湯呑をお手元に、ご贈答に。
是非この機会にお求め下さい。
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